閉じる

ウソをついたり、失敗を人のせいにしたり… 職場に悪影響を及ぼす人への対処法

ウソをついたり、失敗を人のせいにしたり… 職場に悪影響を及ぼす人への対処法

ウソをついたり、失敗を人のせいにしたり、ちょっとしたことで攻撃したり、思わず「信じられない!!」と言ってしまいそうな人、あなたの周囲にはいませんか? そんな人が仕事相手だったりすると、自身の業務や立場に悪影響がでる場合もあるでしょう。本記事では、そんな人たちから職場で身を守るための適切な対処法を紹介します。

職場に悪影響を及ぼす人たちのパターン

ウソをついたり、失敗を人のせいにしたり… 職場に悪影響を及ぼす人への対処法_1

職場に悪影響を及ぼす人たちのなかには、悪意なく関わる相手に精神面や業務面でダメージを与えるケースがあります。職場に当てはまる人がいるか確認してみましょう。

平気でウソをつく

自分をよく見せる、または他人を意のままに操るために平気でウソをつく人はいませんか? 一見、口達者な印象を与えるので騙されてしまう人も多いでしょう。本人は罪の意識や「バレたらどうしよう」といった不安もなく、プレゼンや会議でも、自己演出や自己保身のためのウソをつく傾向があります。

発言内容が頻繁に変わる

衝動的に行動する傾向があり、気分で発言内容が頻繁に変わる人はいませんか?なかには、ビックリするぐらい、日によってまったく違うことを言う人もいるでしょう。

自分の失敗を認めない

「自分は他人より優秀で間違っていない」という確固な考えを持っていて、仕事で失敗しても認めない人はいませんか? 部下や同僚に責任転嫁する、まさに信じられないことをする人もいるでしょう。

成果第一主義

自分が仕事で成果を出すことが第一で、他人に平気で仕事を押しつけてくる人はいませんか?意見しても聞き入れてもらず、さらに、先輩や上司である場合、意見もしづらいですよね。本人としては、協調性やチームワークは二の次のようです。

職場に悪影響を及ぼす人への対処法

ウソをついたり、失敗を人のせいにしたり… 職場に悪影響を及ぼす人への対処法_2

職場に悪影響を及ぼす人と仕事をしなければならない場合、感情的にならず合理的に接することがポイントです。ここからは対処法を紹介していきましょう。

業務以外での付き合いを避ける

職場に悪影響を及ぼす人の発言や行動で傷つくことを避けるためにも、必要業務以外での関わりを避けることが大切です。飲み会では近くに座らない、休憩時間をずらすなど、仕事以外での付き合いは最低限にすることが考えられます。不自然に避けると反感を買う恐れがあるため、態度には出さず距離を取る工夫をしましょう。
また、あなたのプライバシーを脅迫材料に使う可能性もあります。私生活の会話に持ち込まないよう警戒しましょう。

職場の仲間と良好な関係を築いておく

職場の仲間とは積極的なコミュニケーションを取り、良好な関係を築いておきましょう。職場に悪影響を及ぼす人のせいで仕事に悪影響がでた場合、力になってくれるでしょう。

「自分とは価値観が異なる人」だと割り切る

「自分とは価値観が異なる人だ」と、割り切る気持ちを持つことも重要です。「なんでこんなことするのだろう?」と考えてしまうと、自分が傷ついてしまいます。「人を変えることは難しい」と割り切って、行動しましょう。

あなたは大丈夫?周りにダメージを与えてないかチェック!

ウソをついたり、失敗を人のせいにしたり… 職場に悪影響を及ぼす人への対処法_3

ここまで、職場に悪影響を及ぼす人について取り上げてきましたが、あなた自身は大丈夫でしょうか? 以下の10項目で当てはまるものが多いほど、周りにダメージを与えている傾向にあります。自分にも当てはまるところはないかチェックしてみましょう。

□すべて自分を中心に考える
□自分の行動に対する責任を感じない
□自分の行動を後悔しない
□ウソをつくことは平気
□他人をコントロールしたい
□罪悪感はあまり抱かない
□衝動的な行動をしてしまう
□長期的・現実的な計画が立てられない
□何かに取り組んでもすぐ退屈する
□短気である

悪い部分だけでなく、良い部分にも注目しよう

ウソをついたり、失敗を人のせいにしたり… 職場に悪影響を及ぼす人への対処法_4

職場に悪影響を及ぼす人のパターンのなかには、次のような長所を持っている人もいます。悪い部分だけでなく、良い部分も見て、見方が偏らないようにしておくのも対処法のひとつです。

成果を出すことに長けている

信じられないことをする人のなかには、失敗に対する不安が少なく、刺激を求めるため果敢に挑戦する勇気を持っている人もいるでしょう。つまり、成果を出すことに長けているともいえそうです。

たとえ失敗したとしても、後悔が少なく、スピーディーに決断し、次の行動に移せるでしょう。つまり、目的達成のためなら、その場で重要な決断をためらわず下せる人もといえそうです。

ストレスやプレッシャーに強い

信じられないことをする人のなかには、自分の行動に自信があり、ストレスやプレッシャーに強い人もいるでしょう。ストレスを感じがちなプレゼンの場面でも「いかに魅力的に見せるか」に注力し、周りからの圧力にも屈しません。

職場に悪影響を及ぼす人とうまく関われるかは自分の行動次第

職場に悪影響を及ぼす人がいたら、自分の考え方も含め、仕事仲間との良好な関係や勤務環境でうまく対処しましょう。つまり、うまく関われるかは自分の行動次第です。できるだけ関わらないことを前提にするのもいいでしょう。一方で、信じられないことをする人でも、良い部分は模範にし、自身のステップアップの参考にしていくのも考え方のひとつです。