就職・転職活動中の人は約2割。2人に1人が「業界もしくは職種、いずれも未経験」の仕事を希望

2023年03月22日

【人材総合サービスのスタッフサービスグループ】
就職・転職活動中の人は約2割
2人に1人が「業界もしくは職種、いずれも未経験」の仕事を希望
～20代の業界・職種ともに経験のない仕事を希望する人は約3割と、全世代のうちで最も高く
キャリアに対する関心の高さがうかがえる結果に～

　人材総合サービスを全国で展開する株式会社スタッフサービス・ホールディングス（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：阪本耕治）は、全国の20代～70代を対象に、就職・転職活動に関する調査をおこないました。
　スタッフサービスグループは、経営理念「チャンスを。」のもと、一人ひとりの“より良い働く”が実現できる社会を目指しています。　今回の調査では、コロナ禍で加速したキャリアの自律やライフスタイル重視の高まりにおいて、これまでに経験のない仕事や、業界や職種を越えた転職への希望度に着目しました。

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■調査結果①就職・転職状況調査
企業の情報収集や応募をしているなど、就職・転職活動をおこなっている人は全体の約2割。
20代の約4割が就職・転職活動をおこなっており、若年層ほど就職や転職の意向が強い傾向。

Ｑ1.現在のあなたの就職・転職活動状況として最もあてはまるものをお選びください。

■調査結果②就職・転職状況調査
企業の情報収集や応募をしているなど就職・転職活動をしている人（※）のうち約半数が業界もしくは職種、いずれも未経験の仕事を希望している。
20代の「（業界・職種ともに経験のない）未経験」の仕事を希望する割合は約3割で、他の年代に比べて高い。また、50代以上でも約2割おり、全世代で一定の「（業界・職種ともに経験のない）未経験の仕事」への希望がうかがえる。

Ｑ2.あなたが就職・転職を希望するお仕事は以下のどちらにあてはまりますか。
（※最もご自身の状況に近いものをお選びください）

・グラフ内の「*」は回答数が些少のため、参考値となります

（※）Q1.で「実際に応募をしている」「応募企業を探すために、具体的に情報収集をしている」「具体的ではないが、良い企業はないか情報収集をしている」と回答した人

【調査総括】
キャリアの自律意識やライフスタイル重視の志向が加速し、これまでに経験のない仕事に挑戦したい人が増加

コロナ禍では人々の就労観の変化が加速し、自分の人生やキャリアを主体的に考える人が増え、キャリアの自律やライフスタイルを重視した柔軟な働き方を求めて異業界や異職種に越境転職をしたり、経験のない仕事や浅い仕事に挑戦する人が増えています。これはスタッフサービスグループで働く派遣スタッフも同様です。20代や30代の若年層は職種を絞り、さまざまな派遣先で経験を積むことを目的に派遣を選ぶ方や、30代や40代では育児や介護などで働いていない期間のあった方、50代以上では社会貢献や人とのつながりを求めて働きたい方が、一歩踏み出す機会として派遣を利用することが増えています。派遣で働く期間を「長く働くための準備期間」として捉え、自分に合った働き方を見つけたり、仕事で必要な知識やスキルを蓄える期間として活用しています。

【参考】
スタッフサービスグループの未経験者向けのキャリア支援について

スタッフサービスグループでは、派遣スタッフが新しい仕事に就いたり、新たな仕事に移行できるよう支援をおこなっています。

・新しい仕事に就きたい希望をかなえるために、一人ひとりの可能性を見出すマッチングを重視しています
　仕事のキャリアだけでなく、これまでの人生におけるさまざまな経験やご本人の資質やスタンスを、希望する仕事につながる要素として評価し、就職や転職をサポートしています。
・実務経験と学びをつなげる工夫をしています
　派遣スタッフが利用できるeラーニングや資格取得支援などは、派遣期間の実務経験を高めるものとして、知識やスキルが習得できるよう工夫をしています。
・定着に向けて派遣スタッフへの情報提供をおこなっています
　新しい仕事や未経験の仕事に就く場合、働き手は孤立しがちです。当社担当者と気軽に相談できる関係性づくりやスキルアップにむけた情報提供を随時おこなうことで、中長期的に働けるよう支援しています。