プログラマーって一体どんな仕事? 仕事内容や求められる能力

プログラマーって一体どんな仕事?              仕事内容や求められる能力

派遣で目指せる仕事のひとつにプログラマーというものがあります。パソコンに詳しい人にはおすすめの仕事ですが、その詳しい内容を知らない人も多いでしょう。また、システムエンジニアとも混同されがちな仕事です。プログラマーの詳しい仕事内容や、キャリアアップの手段、そして労働環境の実情について詳しくまとめました。

プログラマーの仕事内容は、
ただコードを書くだけではない?

電子機器やインターネットなど、電気によって動いている機械を動かすためには「コード」と呼ばれる体系化された記号をプログラムしておく必要があります。コードがなければ精密機械を正常に動かすことはできません。そして、このコードを打ち込むことがプログラマーの主な仕事内容です。しかし、スキルやキャリアに応じてプログラマーはコードを打ち込む以外の仕事を任されることもあります。自らプログラムを考案したり、ゲームや電子機器の動作環境を設計したりするなどの業務にも関われるようになります。「プログラマーは言われたことを忠実に実行するだけの仕事」を考えている人もいますが、ベテランのプログラマーになるとよりクリエイティブな仕事を引き受けていることもあるのです。キャリアの初期こそ単調な仕事が多くなりがちですが、成長次第ではやりがいのある仕事も増えてきます。

プログラム言語には種類がある!
まずはその違いを把握しよう

プログラマーって一体どんな仕事?              仕事内容や求められる能力_2

プログラマーが会得すべきプログラム言語には多彩な種類があり、それぞれの意味や役割を知らなければ仕事をこなしていくことは困難です。有名なプログラム言語には「Ruby」があります、Rubyは打ち込みが楽なことから多くの国で実用化されている言語です。ブラウザ上で使用される言語の代表格は「JavaScript」です。JavaScriptは文字のフォントを変えるなどユーザーが自由にブラウザをデザインする際に適している言語です。PHPはWordPressなどの管理者画面で使用されることの多い言語です。システムを管理したり、ホームページを立ち上げたりするときには頻繁に登場します。商品や状況によって使う言語は全く変わってきます。正しい言語を選択しなければシステムは正常に起動しません。プログラマーは幾多もの言語を状況に合わせて使い分ける仕事といえます

システムエンジニアとは何が違う?プログラマーとの相違点

システムエンジニアとプログラマーはいずれもパソコンの知識を駆使して社会に役立つ職業という点では同じです。しかし、おおまかな違いを挙げるとすればシステムエンジニアはシステムやWEB空間のデザインに本領を置いているのに対して、プログラマーはデザインされた空間を実現化することで力を発揮する仕事だといえるでしょう。また、システムエンジニアが手掛けるデザインは商品に限らず、社内ネットワークや経営システムなども対象となります。そして、システムエンジニアが設計したデザインをもとにプログラミング言語をあてはめ、運用に向けてコードを打ち込んでいくのがプログラマーの仕事です。ただし、この2つの職業はお互いの領域が重なることも多くなっています。現代ではシステムエンジニアもプログラマーもそれぞれの肩書きにとらわれずに多彩な知識を得ることがキャリアアップのために大切と考えられます。

時給はいくらになる?3Kって言われているのは本当?

プログラマーって一体どんな仕事?              仕事内容や求められる能力_4

プログラマーは3K(きつい、汚い、危険)といわれることが多い仕事です。しかし、実状はそれほどまでにひどい仕事なのでしょうか?2017年4月度の「リクルートジョブズ」の派遣スタッフ募集時平均時給調査によるとSE・プログラマ・ネットワークエンジニアの平均時給は2,406円となっています。一般的な職業と比べるとやや高めの収入だといえそうです。ただし、実際には残業や休日出勤が多いことから、実際には時給に見合わないだけの労働を強いられているケースも少なくありません。結果、お風呂に入れない、眠れないなどの問題が起き、3Kといわれるようになっています。しかし、現代では労働基準法への意識が強まったことで企業はプログラマーの環境を整えるようになりつつあります。採用人数を増やし、作業効率を上げるなどの方法で過酷な労働体系は解消されつつあります。会社選びを間違わなければ、3Kとまではいかない職場も増えてきているのです。

【出典】
2017年4月度 派遣スタッフ募集時平均時給調査(リクルートジョブズ)
http://www.recruitjobs.co.jp/press/docs/pr201705161034.pdf

プログラマーになるには?働くためにできること

プログラマーになるための特別な資格は特にありません。しかし、キャリアップや就職活動でのハンディを考えると、取得できる資格は早めに取得しておいた方が有利に働くでしょう。プログラマー向けの資格としては「Oracle Certified Java Programmer」や「C言語プログラミング能力認定試験」といったプログラミング言語に関する資格がおすすめです。プログラマーの専門分野の資格があれば能力をアピールすることができますし、会社からの評価も得やすいでしょう。このように、プログラマーは就職して安心な仕事というよりも、むしろ就職してからもコツコツと勉強を重ねていくことが求められる職業です。派遣のプログラマーも向上心を持って日々の業務に取り組めば、キャリアアップの道が見えてきます。特に、パソコンやインターネットがもともと好きな人は思う存分好きな分野に打ち込むことができるでしょう。

※当コラムに掲載されている情報は2017年3月時点のものです。

話題のキーワード

    もっと見る

    お悩み解決!派遣コラム

    お仕事検索

    エリアから探す開閉

    職種から探す開閉

    業種から探す開閉

    こだわりから探す開閉