職場の飲み会!派遣の私も参加した方がよい?

職場の飲み会!派遣の私も参加した方がよい?

派遣スタッフとして働いている職場で、飲み会に誘われることってありますよね。こんなとき、「行ったほうかいいのかな?」と迷ったことはありませんか。そこで今回は、派遣で働く方が会社の飲み会に参加しているのか、また参加している理由などを、アンケート結果をもとにお伝えしていきます。

派遣先の飲み会は参加すべき?

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派遣スタッフの方の多くの意見は、「できることなら、飲み会には参加したほうがよい」でした。その理由としては、飲み会に出席することで自身が職場で快適に過ごせる様々なメリットが生まれるということです。具体的には次のような意見が出ました。

<派遣先の飲み会を参加した方が良いと感じる理由>

・飲み会は仕事を離れて、職場の人とコミュニケーションを深めるいい機会であり、その場に集まったみんなの意外な一面を知ることで、今まで相手に抱いていた思い込みが解けて、職場へ行くのが楽しくなる可能性がある
・飲み会のときに社員同士の関係性を観察しておくと、誰と誰が仲良しなのかが分かり、仕事上でも誰と誰をつなげればスムーズに進むかということを把握できる場合がある
・社員同士の人間関係をつかんでおけば、根回しができるなど、好都合なケースがある
・普段は仕事の会話が中心であっても、飲み会のときに仕事以外の話をすることで、同じ趣味の話などプライベートでも話せる同僚が新しく見つかる可能性がある

普段は、就業時間以外はプライベートの時間と考え、同僚と話すことも少ないという方もいるかもしれません。ですが上記の意見を参考にすると、職場の飲み会は「プライベートな時間を活かして仕事をスムーズに進められる機会」と肯定的に捉えなおすこともできるかもしれません。

派遣先の飲み会に参加している人はどのくらいいるの?

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派遣社員100名にアンケートを行ったところ、約77%の人が会社の飲み会に参加しているという結果が出ました。(当社アンケート)

■調査対象:【職業】派遣社員
■調査期間:2018年09月10日~2018年09月26日
■有効回答数:100サンプル

<飲み会に参加する理由>

・お酒が好きで、周りの人とお酒を介してコミュニケーションが取れると楽しいから (20代/女性/派遣社員)
・交流を深めるため。ストレス発散のため。情報共有のため。仕事以外での交流を深めるため(30代/女性/派遣社員)
・人付き合いのために参加しています。行きたくなくても、空気が悪くなるのが嫌なので(30代/女性/派遣社員)
・会社での付き合いでしぶしぶ参加します。 (50代/女性/派遣社員)

など、参加理由はさまざまで、飲み会自体を楽しむ、積極的に交流を図るための手段として参加している人がいる一方で、できれば行きたくないけれど、仕方なく会社の飲み会に参加している人もいるようです。

飲み会参加時に意識をしたいことは?

アンケート結果を見てみると飲み会に参加しているという派遣スタッフの方は多いようです。ただ、せっかく参加するのだったらその時間を有意義に過ごすためにも飲み会に参加するときには、どんなことに気をつけたらいいのか必要なことをまとめてみました。

<飲み会に参加時に意識したいこと>

1.飲み会が自分にとって楽しい場になるかどうかは、やはり自分次第。せっかく参加するのだったら、ずっと同じ場所に座っているのではなく自分から動いていろんな人と話してみよう。
2.社内のうわさ話は興味があっても真に受けないようにしよう。
3. 周りを不快にする可能性があるので、自分からグチを言わないようにしよう。
4.幹事やお誘いをくれる人の気持ちに社会人としての配慮をして、できれば自分なりの参加頻度を決めて、全ての誘いを断らないようにしよう。
5. お酒を無理に注ぎたがる人がいるので、注がれたからといって、すぐにグラスを空ける必要はありません。
6.飲み会は業務時間外の扱いとなることが多いので、会費が自腹ということがあることも理解したうえで参加しよう。
7. 飲み会が苦手なら、就業開始前に派遣元のコーディネーターや営業に飲み会の頻度など情報を仕入れておこう。
8. 飲み会の開始時間と終了時間を確認して、自分の時間が必要以上に奪われないようにすることも大事。
9. 無駄だったと感じないように、自分が何のために飲み会に参加するのかという目的を決めておこう。

中には、「飲み会も仕事のうち」という考え方の人もいるでしょう。しかしその一方で、仕事とプライベートをしっかり分けて、ワークライフバランスを保ちたいという考え方も浸透しつつあります。

飲み会の上手な断り方

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せっかくのプライベートの時間を大切にしたい、今日は飲み会に行きたくないというときもありますよね。スムーズにお断りできればいいですが、そんな簡単にはいかないことも。そんなときには次のような断り方で、参加が回避できるかもしれません。

<派遣先の飲み会の上手な断り方>

・最近ちょっと体調が悪くて、参加できそうにありません
・先に予定が入っていて参加できません
・その日はすでに家族との約束がありまして
・お酒が苦手で、注がれると相手に悪いので
・大勢でワイワイする飲み会が苦手なので
・ペットの世話を他の人に頼めないので
・その日は学生時代の友達と久しぶりに会う予定が入っていて……
・資格取得の講座に行っていて、その日は大事な授業があるので参加できません
・子供を預けることができなくて……

これらの断り方の大切なポイントは、しっかりと「申し訳ない気持ち」を込めて言うことです。飲み会の幹事やとりまとめをする人の中には、本当はイヤだけど仕方なく引き受けている人もいます。相手の立場に立って発言することは、社会人としても大切なことですよね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?飲み会を通して、業務上ではなかなか築くことができない関係性が構築できれば、今まで以上に円滑なコミュニケーションがとれるようになるでしょう。またそうすることで、職場での居心地の良さにも変化が出てくるかもしれません。

※当コラムに掲載されている情報は2018年11月時点のものです。
ライター:瀧本 博史(たきもと ひろし)
キャリアコンサルタント。キャリアの専門家として就職指導や大学講師、職業訓練校講師、ハローワークや公共機関等の相談員歴23年。心理カウンセラーとして心の問題もケアしてきており、高校・大学では就職・面接指導と講演、公務員試験対策を実施している。

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