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参加した人たちが笑顔で帰る場をつくりたい会社飲み会幹事座談会

参加した人たちが笑顔で帰る場をつくりたい会社飲み会幹事座談会

みなさんは、会社の飲み会は好きですか?嫌いですか?社会人になると送別会や歓迎会、懇親会、忘年会、業務がひと段落したときの打ち上げ…などなど、会社行事の一環として開かれる飲み会に参加する機会は少なくないと思います。参加者のなかには飲み会が苦手な人や憂鬱に感じている人、飲み会ならではの楽しみをみつけて満喫している人もいるでしょう。今回は、そんな色々なタイプの人たちが集まる会社の飲み会を仕切るスタッフサービスグループ社員の幹事のみなさんに、お話を伺いました。

仕事の関係性が影響しないコミュニケーションの場にすることが理想

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― まずはみなさんが幹事をすることになったきっかけを教えてください。

尾関 あまりハッキリしたきっかけはないですね。社会人になって配属された部署のなかで、1番の新人だったので「とりあえずやってよ」という流れで任されました。そのあと後輩も入ってこなかったので、そのまま幹事を続けていましたね。今は何だかんだで、月1~2回は幹事していますし、年末年始は依頼が集中します。乗せられてやらされ続けて、早10年!

― 色々な人から依頼がくるなんて、凄いですね!尾関さんが幹事をされた飲み会が、とても楽しかった証拠ですね。

大津 私は「声もデカいし、やれるんじゃない?」というところから、幹事の声がかかりました。私に任せておけばなんとかなると思ってくれたのかなと自分では思っています。私も頼まれたら、「ヨシ!やろう。」みたいな感じで、スタートしました。もし自分が幹事に選ばれなかったとしても、幹事の人に手伝うことがないか聞きに行っていたと思うので、もともとやりたかったのかも。

福島  私の場合は、仕事柄研修とか社内イベントをおこなうことが多いのでその流れかな。だから人数が多い時は、幹事側も数人で協力して進めたりします。

― みなさん、色々なタイプの人たちが集まる飲み会の幹事をされてきたということですが、SNSやコラムなどでは、飲み会が苦手に感じている人の話をよく見かけます。そこで質問させてください。幹事のみなさんが考える「こんな飲み会だったら参加しても良いかも…」という飲み会って、どんな飲み会だと思いますか?

尾関 …あくまで一般的な飲み会イメージの個人的な感想ですが、上下関係が嫌で来ない人もいるんじゃないかな?「上司とか先輩とかに気を遣わなきゃいけない」とか「上司がグラスを空けたまま待っている」みたいな…そういう上下関係の優位性を前面に出すことは全てやめていただきたいですね(笑)そういう飲み会に参加した経験がある人は、次から参加するのが嫌になってしまうんじゃないかな。もちろん最低限の敬語や礼儀は必要だと思うけど、せっかく仕事の場以外で話す機会なのだから、垣根を低くして普段話せないことや聞けないことを聞けるコミュニケーションの場にできたら、もっと楽しくなると思うんだけどな。

― 確かに。「今日は無礼講だ!」とか突然言われても、次の日が少し怖いなって思っちゃいますよね。

尾関 そうそう、そういう仕事の関係性をもちこんじゃっている雰囲気!「そういえばお前、昨日あんなこと言っていたな」みたいな。飲み会の場は、仕事の関係を持ち込まない、そして次の日に持ち越さない、そんなマナーが徹底されてくると本当に良いんですけどね。

― その辺は、参加者の人柄にもよってきそうですね。もちろん、飲み会の場では多少のことは、大目に見てくれる方もたくさんいるでしょうし。
 

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大津 結構手酌文化もあったりしますしね。ただ飲み会のイメージ的には、根強いかもしれないですね。

尾関 実際にどうかは別として、会社の飲み会って仕事の延長のようなイメージが強い。1杯目は、注いでもらって2杯目から手酌でも、良いんじゃないかな。

福島 そうね、確かに上の人は無礼講だというけれど…。

尾関 下の人は「そうはいっても…」みたいな。

大津 あと思いつくのは、過去の自慢話とかですかね。自分との接点が見いだせないと、上手く共感できなくて、その時間が長いとつまらなく感じちゃう人もいるのかも。

尾関 みんな同級生だったらいいけどね。あの時の部活大変だったよね~とか。

― 世代が違ったりすると、お互いにどういう話題をすれば良いかが難しい点なのかもしれませんね。プライベートと違って、そこが会社の飲み会の良い点で難しいところでしょうか。

福島 昔の話ですけど、「一杯目はビールだ!」みたいな風習があって。でも私も若いころはビールが苦手だった時代があったので、カシスソーダとか頼みたいって思っていて…。

尾関 あぁー、言いづらいですよね~男性は言いづらい。「カシス?」ってなりますよね。

福島 そう、そう。特に男性は言いづらいんですよね。けれど今は昔と違って、飲み放題で頼めるお酒の種類も増えたので、色々なお酒の飲み方が広がってきた気がしますね。

送別会や歓迎会などのセレモニーがある飲み会は2時間半がベスト!

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― 確かに体育会系の雰囲気のある飲み会では飲めない人は特に、みんなビールというなかで、「私はウーロン茶で」とは、頼みづらいかもしれませんね。ちなみにみなさんは、飲み会の適正時間はどのくらいだと思いますか?

尾関 確実に2時間半ですね。

大津 2時間。

福島 …2時間か2時間半でしょう。

大津 ありがとうございます、優しい!優しいやん。

尾関 いやいや、これは確実に2時間半ですよ。

― 2時間半の理由はあるのでしょうか?

尾関 2時間だと短いんですよ、絶対!結局1時間半で終わらなきゃいけなくなるから。料理も次々に出てきてしまうし、非常に慌ただしい。そして、あっという間にラストオーダーになっちゃうんです。そうすると2次会に行きたくない人もなんとなく、2次会に行かないといけなくなるような雰囲気になるくらい短い。
でも、3時間だと長いんです。食べ物がなくなったり、結構酔っぱらってくるし、終わり時間も遅くなってしまうし。だから、2時間半がダントツに抜群に良い!!間違いない。

― 逆に2時間の理由は何でしょう?

大津 早く帰りたい。開始時間がそもそも遅めだったりするので、20時スタートだと家帰ってお風呂入ったりしたら、12時とかになっちゃうんで。幹事だから、先に帰れないですし…。

尾関 確かに幹事の立場で「私はこれで帰ります!みなさん、楽しい夜を!」っていう訳には。

大津 …いかないですよね(笑)

― では、2時間~2時間半というのは?

福島 目的によると思います。ある程度サクっと終わらすなら2時間で、ちょっと余裕をもつなら2時間半かな。

尾関 送別会とか歓迎会でお花渡したり、プレセント渡したりのセレモニーがあると、2時間だと足りないんですよね。

福島 確かに!厳しいですよね。

大津 あぁー、それは2時間半必要。

会費は事前回収が鉄則!
座席決めは幹事の腕の魅せどころ

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― みなさんも幹事に慣れてない頃は、失敗したこともあったと思うのですが、失敗あるあるなど教えていただけますか?

尾関 う~ん…失敗かぁ。

大津 予約した店が思ったより小さかった。なんか、突然人が増えたりして「えっ?ギリギリで予約しちゃった~!」みたいなことは結構ある。後から人が増えて、お誕生日席になるとか。「ごめんね~でも今日突然来るって言っちゃったもんね~」みたいな。

尾関 メンバーによってはギュウギュウの方が逆に良いってことも…いや、なんでもありません。

大津 あんまり広すぎてもね。

尾関 あとは座席を決めていなくて、結局仲の良い人たちだけで自然と固まっちゃって…そこだけ盛り上がって、個別の飲み会みたいになっちゃったということは、幹事なりたての頃はよくありましたね。今はそれを防ぐために、幹事が事前に席を決めたりくじ引きにしたり強制的に席順を決めていますね。

― 座席を決めるときは、仲が良い人同士は少し離すなどを検討しているのでしょうか?

尾関 そうですね。部署やチームを分けて、普段仕事を一緒にやっていない人と一緒の席にするとか。

福島 私は、コースで予約したのに当日ドタキャンとかがありましたね。

尾関 あるある。

― 当日ドタキャンって、結構あるのでしょうか?

福島 結構ありますね。

尾関 会費を前の日に取っておくと良いんですよね。

福島 そうですね、理想は。

尾関 次の日、取りに行くのは非常に気まずいんで。「すいません…会費の分」とかって取りに行くと、こっちは別に悪くないんですけど、お互いなんか気まずい思いをしちゃうんですよね。

福島 それでも徴収できるなら、まだ良い。徴収できない社外の人との飲み会のドタキャンは厳しい。参加者に申し訳ないけど…と割り勘にすることもあるので。

尾関 あぁーそれは厳しいですね。

飲み会幹事の仕事は、事前準備が9割

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― 参加した人に楽しんでもらいたいという気持ちが強いみなさんだと思いますが、より飲み会を楽しんでもらうために工夫しているポイントはありますか?

尾関 相当あります。準備が9割ですね。あとの1割は当日の運営ですが、まぁアルコールも入るし大抵は自然と盛り上がっちゃいますけどね。お店選びとかも口コミサイトは必ずハシゴするし、同じ店を色々な角度からリサーチする。必要があれば下見も行きますね。

大津 …凄い!

尾関 予約の方法でいうと、飲み放題やコースにしないときは、10人の予約ならある程度食べられるくらいの分だけのご飯を最初にアラカルトで予約しておくとか。

大津 サービス精神が、凄くないですか。

尾関 最初に行って「何にする?何にする?」とかクダクダになるのが嫌なので、とりあえず冷たいものとか、サラダ3人分作っておいてくださいとか頼んでおきます。

― 事前準備が凄いですね。

尾関 来た人に楽しんでもらいたいのが一番だから。時間配分は大事かな。あとは簡単なゲームとかを企画したり。

― ゲームはどんなものをするのでしょうか?

尾関 知らない人ばっかりなら、ある程度相手の事を知れるような、自己紹介を兼ねたようなものとか。それでも盛り上がりそうにないときには、ひとり100円くらい徴収してなにか景品をつけて、単純に盛り上がれるようなゲームとか。

― やっぱり、景品があると盛り上がりますか?

尾関 盛り上がりますね~。争奪するというのが。

大津 割とみんな1番は、好きやから。

尾関 そう、1番が好き。あと、チームになって盛り上がるとか、団結力。

大津 私は新卒の人を対象にした飲み会なんですけど、内定をもらってまだ入社は決めていないという状況の学生さんたちとの懇親会をやります。当社に入社を決めている学生もいれば、他社と迷っている学生もいたりして。同期との仲間意識や帰属意識を感じてもらって、入社してほしいという目的もある飲み会だから、気を配るところがいっぱいあるんです。例えば、飲み会が好きでワイワイしたい方とそういう場が苦手で…みたいな方を混ぜたりすると、この雰囲気についていけないかもと不安になってしまったり。
だから、どんな店というよりもどんな人かを色々調べて席順を考えています。それで内定を決めてくれた学生も今までに何人かいて、「同期があんな感じだったら、一緒に頑張れると思うのでやります!」と言ってくれたりして、そういう声を聞けるのが幹事の楽しみにつながっています。

― 懇親会は話すきっかけを作っていくイメージですか?

大津 さっき上司と部下で話題に悩むよねという話もあった通り、初めて同士なのでこちらから全部話題を考えて振ったりしていますね。4人くらいを固めて「どういう就活やっていたの?何業界受けていたの?」とか、共通になるような話を振っていく。恋愛の話とか、学生の中で流行っていることをインターネットとかSNSで調べて「あれってどうなの?」とか聞いてみたり。ちょっと特殊かもしれないですけど…


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― 私は焼肉が好きなので、焼肉をひたすら私が焼く会を開催しますね。メニューのセレクトも私がやります。好みは聞きますが、メニューはほぼ見せません。全部組み立てて、じゃこの辺からみたいに。

尾関 お店側の人みたいですね。

― そうそう、それで腹8分目で抑える。焼肉は、美味しいけど食べ過ぎると翌日胃がもたれてしまうので。

尾関 それぞれの腹8分目があると思いますけど…。

― それはちゃんと様子を見て。

尾関 カッコイイ!焼肉コンシェルジュ。

大津 何人くらいですか?

― 私が取り分けられる範囲でいうと6人くらいですかね。でも4人がベストです。

大津 それでもすごい。調子に乗って、「食べられます、食べられます!」みたいな感じで言われたらどうするんですか?

― 焼肉は、若手にオーダー権を渡してしまうと、霜降りばっかりみたいなとんでもないことになっちゃう。

尾関 腹12分目みたいな…調整できなくなっちゃう。

― こちらとしては、取り分けたらすぐ食べなさいと。話して盛り上がってもらいたいんですけど、とりあえずまず食べて!一通り食べ終わったらいくらでも話していいからと。

尾関 肉奉行!

― この歳になると、1種類1切れで充分なんですよね。

尾関 凄い。尽くす気持ちですね。

― ちなみに焼肉の雑学を披露したりしながら焼いたりもするのでしょうか?

尾関 部位のあるあるとか。

― 求められればしますけど、「別にそれ、求めていません」と言われるときがあるので(笑)求められたら披露します。

好きな料理を選べて、色々な人と話せる機会が増えることが幹事の特権

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― みなさんが幹事を務めて感じた魅力は、何でしょうか?

尾関 単純にお店とかに詳しくなれることですかね。飲み会だけじゃなくて、ご飯食べたいときにも、だいたいこの辺だったらここだな~というのがパッと浮かぶし、プライベートでも使い分けができる。あとは、ある程度自分が食べたいものをコントロールできる。幹事が権限を持っているから。僕だったら、イタリアンとか入ってこない。和食とかエスニックが中心ですかね。

福島 今尾関さんが言っていた、食べたいものをコントロールできるのはまさにそう。それから、なんだかんだ企画・調整力がつく。単なる飲み会なんですけど、「たかが飲み会、されど飲み会」って言ってね。せっかくなら楽しく喜んでもらえるような飲み会にしたいですしね。直接「ありがとう!」とは言われないんですけど。この場が楽しく過ごせたなら、良かったなと。

大津 私は人に興味があるから、色々な人と話すことが多くなって、顔は分かるけど話したことがない人とも話すきっかけがもてたりして、知り合いが増えたのが嬉しいし、楽しい。

― 幹事をはじめて任された人やなかなか上手に幹事ができないという人へ、「ここを押えておけば大丈夫!」というようなポイントがあればアドバイスをお願いします。

大津 それ、私も知りたい!

福島 目的をきちんとおさえることが基本中の基本。何の飲み会で、誰が主役で何がゴールかをおさえるのが大前提。主賓に対するサプライズもあれば、敢えて逆に聞き出すこともあるし、その人にどう喜んでもらえるかみたいな。あとは、お店の人と仲良くするとすごくスムーズにいく。お店の人に偉そうにするのが嫌いなんですよ。お店とのコミュニケーションが上手くいかなくなって、その場が悪くなる。

― お店の人と仲良くなるコツはあるのでしょうか?

福島 仲良くなるコツとはちょっと違うんですけど、大皿料理が運ばれて来たらさっさと取り分けてすぐさげられるような心配りをするとか。空いたジョッキはテーブルの端にまとめて置いておくとか。

尾関 参加者と、よく飲み会前に対話をする。好みがどうかとか、時間はどうかとか、タバコが得意苦手なのかとか、知らない人がいるのであれば、そこのニーズははっきりしておく。そこをおさえておけば、大きな失敗というのは絶対にないので。店側でいうと福島さんの言うとおり、お店の人と仲良くするのはすごく大事で、コース料理とかも結構いじれたりするんですよね。例えば苦手なものがあれば、「似たようなものに変えられませんか?」とか相談することができるので、そういう意味でもコミュニケーションをしっかりとっておいて、お店側の人を幹事側にいかに引き込めるか?みたいな。「今日こういう会で、こういうことが心配なんですけど、一緒に手伝ってください!」と言うと、お店の人も結構ノリノリでやってくれるので、一緒に幹事側に引き込むということを意識すると、味方が増えると思いますよ。

大津 初めて私がやった時に困ったから、押さえておけば良いと思うのは、人数の確認ですかね。参加する人数が何人なのかは、ちゃんとリマインドして確認したり、この人怪しいな…という人は省くのか、料理を減らすのかを考える。突然参加する人がでてきたときもお店の人と仲良くしておけば、一緒に対応してくれて、いいのかなと思うので。そこだけおさえておけば穏便に済むかな。

欠席でもいやな気持ちにはならないので、
遠慮せず伝えてほしい

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― では欠席する場合、「なんか言いづらいし、欠席は直前に言おうかな…」というより幹事としては、もし参加できないなら、遠慮せず早めに言ってほしいという気持ちの方が強いのでしょうか?

尾関 早めに言ってほしい!できるだけ早めに、是非。

― 欠席するからって、別に悪い気になったりはしないですか?

尾関 全くならないですよ。個人の自由だからそれは。

福島 仕方ないことですからね。

大津 間違いない。

― 今回は座談会という形で集まっていただきましたが、他の幹事の方のお話を聞いてみて感想があれば教えてください。それとも普段、幹事同士で情報交換したりするのでしょうか?

尾関 幹事会は、ないですね。幹事会とか嫌だー幹事会の幹事とかやりたくない。

大津 嫌だ~嫌だ~。

尾関 大きい飲み会とかだったらやるけど、なんか「あ~楽しかった」で大体終わる。

大津 自分が幹事をやっていないときに思ったのは、幹事は「当日頑張る幹事」と「事前準備に時間かけます幹事」に分かれるということ。準備に力かける人って当日馴染んでいるんですよね。幹事だけど、飲み会の一員。逆に当日頑張る幹事は、すっごいバタバタ!

尾関 バタバタしていると「どうした?どうした?」って、こっちも気を遣うもんね。

大津 そう!だから、気を付けている。あんまりバタバタしていると、みんなが「大丈夫?」みたいになって、楽しめない。そうならないために事前準備に力を入れる。それが、上手く見せるコツだと思った。

福島 確かに、確かに。あまり大変だったら、役割分担とかした方が良いかもしれませんね。

尾関 あと、さっき福島さんが言っていた「せっかく幹事をやるなら楽しみながらやる」というのは、凄く大事だと思った。もちろん幹事を任されて憂鬱な人もいると思うけど、憂鬱がってもしょうがないというか。だったら「自分の好きなお店にしよう」とか、「あの人と話せるようにしよう」とか、どうせ同じ時間を過ごすのであれば是非、有意義にしてほしいと思いますね。どうせやるなら、「幹事嫌だな…」という気持ちだけで過ごすのはもったいないですね。

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インタビューを終えて

普段はなかなか聞くことができない幹事のみなさんのお話を伺うことができて、とても勉強になりました。
今回お話を伺ったみなさんは、とてもサービス精神旺盛で、「参加したみなさんに楽しんでもらいたい」という気持ちが強い方ばかりで驚きました。飲み会問題がよく話題にあがるように、色々なタイプの方が集まる会社の飲み会は、「飲み会が好き」という人がいる一方で、苦い経験をされたり、「できることなら、参加したくない」と思っている人がいるという事実は、変わらないと思います。けれども、この記事を通して少しだけ、いつも裏方に徹している幹事のみなさんが、どのような想いで飲み会をつくりあげているのかご紹介できたら嬉しいなと思いました。